絵本を売ってください

 

【人生の地図】

 

物心ついた頃、本といえば絵本と図鑑でした。

字が読めなくても、可愛いお姫様や動物たち

かっこいい恐竜にワクワクして何度も

見ていました。

 

文字が読めるようになってからは、

物語の中に入って時代や国を飛び越えて

色々な体験をしました。

そして、楽しいだけでなく、悲しいことや

怖い事、悪いことも学びました。

 

いろんな冒険ごっこをしたり

覚えたセリフを実際に使ってみたりした

絵本が私の先生であり、道を教える地図でした。

 

【絵本との再会】

 

大人になって古本屋さんを始めて

色々な絵本と再会しました。

 

ボロボロになった本

中は綺麗なのにホコリが積もっている本

買ったまま読まれなかった本

 

みなさんはどの本が一番幸せだと思いますか?

 

私は何度も何度も読んでもらった

ボロボロの本が一番幸せだと思いました。

 

お家の中で忘れられてしまった本や

いただいたけど読む機会がなく

保管されている本たちは誰かに開いて

もらうのを待っている気がします。

 

そして、その本を必要としている方が

きっといます。